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油水分離槽、ちゃんと掃除していますか?放置すると起きる3つのトラブル

執筆者の写真: 中村 有限会社
中村 有限会社
6月9日
読了時間: 3分

工場や整備工場、飲食店の厨房など、油を使う事業所には「油水分離槽」という設備が設置されています。

名前は聞いたことがあっても、「普段は見えないし、動いていれば気にしていなかった」という方も多いのではないでしょうか。

じつはこの設備、定期的に清掃しないとじわじわと深刻なトラブルに発展します。今回はその理由を、わかりやすくお伝えします。


〇油水分離槽って、何をしている設備?

 ひとことで言うと、排水から油を取り除く「フィルター」です。

 工場の床を洗った水や、厨房から流れる排水には、大量の油が混じっています。そのま  ま下水や川に流してしまうと環境汚染につながるため、油水分離槽がいったん油を受け  止めて、きれいな水だけを流す仕組みになっています。

〇放置すると起きる、3つのトラブル

 くさくなる

 槽の中に溜まった油は、時間が経つと腐って悪臭を発生させます。

 「事業所の周りが何となくくさい」「従業員から苦情が出た」という相談は、油水分離槽  の放置が原因であることが少なくありません。悪臭は虫の発生源にもなるため、衛生面  でも問題です。

 詰まる・逆流する

 油は時間が経つほど固まります。固まった油が配管にこびりつくと、排水の流れが悪く  なったり、最悪の場合は逆流したりします。

 床に排水が溢れてから初めて気づく、というケースも実際にあります。

 油が流れ出てしまう

 油や汚泥が槽いっぱいに溜まると、本来の「油を取り除く」機能が失われます。フィル  ターとして働かなくなった槽からは、油が分離されないまま下水や川へ流れ出てしまい  ます。

〇「困る」だけでは済まない理由

 上の3つは「困る」レベルの話ですが、実は法律違反になる可能性もあります。

 油の混じった排水をそのまま流すことは、水質汚濁防止法や下水道法に抵触します。違  反が発覚した場合、行政からの改善命令や、最悪の場合は罰金・業務停止の対象になる  こともあります。

 「知らなかった」では済まされないのが、環境法令の怖いところです。

〇サボるほど、費用がかかる

 「清掃費用を節約したい」という気持ちはよくわかります。しかし実際には、放置した  期間が長いほど処理コストが跳ね上がります。

〇溜まった廃油・汚泥は「産業廃棄物」です

 もう一つ知っておいていただきたいのが、廃棄物の取り扱いです。

 油水分離槽から取り出した廃油や汚泥は、産業廃棄物(廃油・汚泥)として、許可を持  つ処理業者に委託して処分することが法律で義務付けられています。自分で捨てたり、  そのまま流したりすることは認められていません。

 処理の方法がわからない、業者の手配が面倒だという場合も、ぜひお気軽にご相談くだ  さい。


有限会社中村では、産業廃棄物の収集・運搬から処理まで、石川県を中心にお客様の環境管理をサポートしています。「いつ清掃すればいい?」「費用はどのくらい?」など、小さな疑問でもお答えします。まずはお気軽にご連絡ください。


© 2026 Nakamura. All rights reserved.
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